Oct 24, 2012

ブリキの太鼓



あらすじ:
舞台は20世紀初頭のポーランド。3歳を目前にしたオスカル少年はセックスに明け暮れる、汚い大人たちにうんざり。そして、3歳の誕生日に自らの成長を止めてしまいます。肉体的には3歳児、しかし年齢は繰っていくオスカル少年は、叫ぶことでガラスを割る能力を持っています。そんな彼と周囲の人の物語

オスカー少年というフィルターを通して当時のナチスの台頭の状況を織り交ぜながら「大人」を描いたこの作品。

「汚れた大人」になりたくないオスカー少年ですが、登場人物の中で最も「汚い」というか「あくどい」。他にもあくどい子供が何人かでてくるのですが、おそらくこの作品は「汚れた大人」というよりも「子供の残酷さ、あくどさ」を描いている。

あまり内容をばらしたくないので詳しくは書きませんが、とにかく「いかがわしい」、「生々しい」、「グロテスク」な映画でした。オスカーのシャウトは非常に不快でしたが、この映画自体は気に入りました。

Oct 22, 2012

冷たい熱帯魚



あらすじ:
死別した前妻の娘と現在の妻。その折り合いの悪い二人に挟まれながらも、主人公の社本信行は小さな熱帯魚店を営んでいた。波風の立たないよう静かに暮らす小市民的気質の社本。だが、家族の確執に向き合わない彼の態度は、ついに娘の万引きを招く。スーパーでの万引き発覚で窮地に陥る社本だったが、そんな彼を救ったのはスーパー店長の友人である村田だった。村田の懇願により店長は万引きを許す。さらに大型熱帯魚店を経営する村田は、娘をバイトとして雇い入れる。その親切さと人の良さそうな男に誘われて、社本と村田夫婦との交流が始まる。しばらくして、利益の大きい高級魚の取引を持ちかけられる社本。それが、村田の悪逆非道な「ビジネス」を知り、同時に引き返せなくなる顛末への引き金となった。(冷たい熱帯魚 - wikipedia)

園子温の手にかかるとこんなものが生まれてしまうのかと驚愕。
登場人物のサイコパスっぷり。エロ満載。もちろんR-18であろう作品。
余計なエロ要素が入ってるような気がする点など、解せない点、突っ込みどころはあるのだけれど、それでも、そんなこと忘れてしまうくらいに強烈だった。

決しておすすめはしません。が、僕は見入ってしましました。

Oct 21, 2012

Never Let Me Go


カズオイシグロの同名SF小説の映画化
いい映画でした。出演者たちの、いい意味で、抑えられた演技というか。原作の世界観をうまい具合に描き出していたのではないでしょうか。

あらすじ:
寄宿学校「ヘールシャム」で幼いころから共に学んできたKathy、Ruth、Tommyの三人。恋仲になるRuthとTommy。18歳をむかえた3人はある農場のコテージで共同生活を始める。しかし、彼らを待ち受ける運命からは逃れられないのであった。

「人生の短さを感じた時、われわれは何を大切に思うだろうか」(NHKのETV「カズオ・イシグロをさがして」より)
イシグロ氏はこのようにこの作品のコンセプトを語ってます。

最後に印象的だった台詞をいくつか。
"It had never occurred to me that our lives, which had been so closely interwoven, could unravel with such speed. If I'd known, maybe I'd have kept tighter hold of them and not let unseen tides pull us apart."

"We all complete. Maybe none of us really understand what we've lived through, or feel we've had enough time."

Sep 14, 2012

Saipan, the beautiful island

サイパンに10日間ほど行ってきました。

正直なところ、ほぼ何も予備知識のないままにふらっと足を運びました。強いて言えば、誰でも知ってるようなレベルの歴史的知識だけで。
サイパンという島は日本の南東にある北マリアナ諸島の中の島である。現在はアメリカの領土。歴史的にみると、スペイン、ドイツ、そして日本に統治されていた時代もある。第二次世界大戦時、有名な「バンザイクリフ」、「スーサイドクリフ」で多くの日本人が命を絶ったと言われている。
その程度の情報だけでした。そこで、せっかく行くのならということで、現地でいくつかサイパン島の歴史に関する博物館をみてきました。博物館の感想は省略します。あまりにすさまじかったので。現在のサイパンのゆったりとした様子からは想像もできないような壮絶な悲劇が起こっていた時代があったとのことです。

しかし、僕はサイパンに行ってみて、すごくサイパンという島のことが好きになりました。アメリカと東南アジアがミックスされたような街並み、美しい海、温かい人々。すばらしい要素に溢れた場所だと思います。まぁ、強いて言えば、日本人観光客は結構います。

今回の旅行のまとめ的な感じで何枚か現地で撮った写真を挙げときます。
ホテルはガラパン地区にあるHafadai Beach Hotel
ガラパン地区の通り。車は結構走ってます。
American Memorial Park
Micro Beachにある綺麗な公園です。公園内には北マリアナ諸島の戦争の歴史などを展示している資料館がありました。見学無料です。
American Memorial Park内にいたトカゲくん。巨大でした。
Micro Beachでの一枚。
サイパン島からスピードボートで20分のところにあるマニャガハ島。サイパン島の海もきれいですが、その3倍ぐらいきれいな海が一面に広がる美しい島。シュノーケリングでたくさん魚とふれあえます。
マニャガハ島からもう一枚。

正直なところ、予想以上に有意義な時間を過ごせました。近いうちにまた行きたい。

Aug 12, 2012

変わらずに変わり続けている。

なんだかんだで三年生の夏休みを迎えた僕であります。相変わらずの僕でありますが、どうやら学年だけは積み重ねているよう。

今日は、最近になり実際に会う機会はなかったけれど、このブログをみてくれてるであろう友人達に向けた僕の近況報告的な意味を込めて書いてみようと思います。

まず記しておきたいのはEnglish Jamのこと。

周りの助けを大いに借りながら今年の3月に始動させることができたEnglish Jamは少しずつですがそれっぽくなってきてました。
開始当初は京王線北野駅にある市民センターで活動しておりました。
そして、@polly82jpさんの力と貴重な時間をおかりすることで活動の拠点を中央大学にも広げることができました。そして、7月からは普段から仲良くしてもらっている大学の先生の御協力のおかげで、日本大学文理学部がEnglish Jamの新たな活動の拠点として加わりました。

そして、開始当初には想像すらできなかったほど多くの人に大学の壁を越えたところでEnglish Jamに参加していただいております。いつも仲良くしてもらってます。なによりも、僕は彼らからとても多くの刺激を受けております。これからもEnglish Jamだけではなく、おいしいお酒も一緒に呑みましょうね(笑)


僕の個人的な話もちょろっと。
こういう時期なので卒論やら就職活動の話をまわりでよく耳にするようになりました。
僕は、良い意味でも悪い意味でもそういう流行りの話題に合わせることができない人間なので、困ったものです。 しかし、とりあえずのところは「おもしろい方向」に迎えているので人生というものを楽観的にとらえております。つまり、English Jamであったり英語を教えたりといったように色々と挑戦できているので、現段階では楽観的姿勢を貫いております。というか、周りの手助けがあったおかげで楽観的姿勢を生まれてから続けております。こういうところはこれからも変わらないでしょう。良い意味でも悪い意味でも。

現在の僕はこんな感じです。

Aug 9, 2012

ヘルタースケルター

Untitled

先日、噂の『ヘルタースケルター』観てきました。



原作のコミックのファンの僕は今回の映画化に期待を抱きつつも、あの世界観をぶち壊されるんじゃないかと不安でもありました。 が、よかったです。うん。すごくよかった。

Jun 6, 2012

『媚びない人生』読みました

媚びない人生
ジョン・キム氏の『媚びない人生』読了しました。

この本を買おうと思ったきっかけは、ツイッターです。僕がキム氏をフォローし始めたのはたしかまだツイッターをやり始めて間もない頃でした。そして、先日、氏の告知RTをみて本書の存在を知りました。
正直に言うと、最初は、

「氏はおもしろそうな人物だけれど、どうせ自己啓発の類の本だろう。」
「まぁ、発売日に本屋においてあれば、買おうかな」

ぐらいの心持でした。そんな勢いで赴いた書店で奇遇にも本書を見つけました。

いわゆるビジネス本、自己啓発本があまり好きではない僕ですが、本書はまさに目から鱗といいますか。とても多くのことを再確認、そして学びました。 僕にとっては、間違いなく今後何度も読み返すであろう一冊です。
「なにが他のビジネス本とは異なっていたのか。」と考えてみると、もちろん氏がすばらしい人物だという点もありますが、加えて氏が日常的に僕の年代(大学生)に教えているという点が大きかったのではないかと思います。若者と真摯に向き合うことで、若者をうまくわかっているといいますか。

大学生だけではなく、若者であれば何かしら学ぶことができる一冊だと思います。


備忘録の意も兼ねて、素晴らしい言葉のいくつかを載せておきます。
「従順な羊ではなく、野良猫になれ」

「知ったふりをするのは、「他者への欺瞞」であると同時に「自分自身への侮辱」でもある」

「孤独な時間、自分と向き合う時間こそ、絶対に確保するべき時間なのだ」

「とにかく、自分の無知に気づいたら、問いに落とし込んで、相手にぶつけてみることだ。」

「2割話し、8割聞く」

「違和感を大事にしてほしい。その意識は、自身のクリエイティビティを大いに刺激してくれるはずである。」

「過去から見た今の自分は常に成熟した自分であるように。未来から見た今の自分は、常に未熟であるように。」


素晴らしい一冊でした。

Apr 8, 2012

リア充を考える

Happy couple

「リア充」、「非リア充」という言葉。
ときに差別的であったり、ときには仲間であることの承認のために使われていますよね。
そんな言葉について少し考えてみたいと思います。

まず、一般的にどんな人が「リア充」(もしくは「非リア充」)とよばれるのでしょうか。
なにが両者をわけるのでしょうか。

僕が日常生活での会話やTwitterを通してよくきくのは以下の3つのようなポイントです。

「リア充」と「非リア充」をわける要因

①彼女/彼氏の有無。

②多くの友人をもっているのかどうか。


どうでしょうか。この2つの条件のどちらか、もしくは両方を満たせば「リア充」で、そうでなければ「非リア充」になるというのが一般的な認識だと思います。しかし、僕はどうもこういった認識にどうも違和感を覚えます。


もともとは「リア充」という言葉は「リアルライフが充実している」という意味ですよね。
だとするならば、本質的には①も②も「リアルライフが充実している」状態の一部であっても、充実している理由としては十分ではないような気がします。

では、一体、何をして「リア充」とするのか。
「リアルライフが充実している」状態とは、「自分がやりたいことをやっているのか」、だと思います。つまり、なんらかの目標や夢をもってそれに向かう人こそが本質的な意味での「リア充」といえるはずです。なので、たとえ①や②の条件を満たしている人(一般的にリア充と言われる人)でも、なにか追い求めるものがない限りは本来の「リア充」ではないといえるのではないでしょうか。①や②といった条件は、本質的な意味での「リア充」かどうかにはあまり関係がないと思います。

「リア充」=「自分が本当にやりたいことをやっている人」

Mar 30, 2012

言葉で伝えること

Languages
私たちが他者に何かを伝えようとするとき、方法はたくさんあります。
「言葉」もそのうちのひとつです。

だからといって「言葉」がいつも最も理にかなった方法かと言われれば、僕はそうだとは断言はできません。場合によっては、目であったり、それも含めた表情であったりが「言葉」なんかよりも多くを語ることがあります。

そして、「言葉」で伝える場合には、ひとつひとつの言葉に対する感じ方も個人によって少しずつ違ってくるでしょう。また、私たちがそもそも伝えるのに必要な単語であったりを十分に持ち合わせていない可能性だってあるでしょう。

しかし、それでも僕は「言葉」を使って、口に出して伝えたいと思ってしまいます。

僕は高校時代の約半分をヴァージニアというアメリカの東海岸にある州で過ごしました。当時、僕のまわりの人々は"Thank you"はもちろんのこと、"I love you"や"I got your back"といった言葉を日常的に当然のように口に出していました。もちろん、僕もそうでした。そして、ときどきそんな風に暮していたことがとても恋しくなります。シンプルに口に出すことで、しっかりとした形で相手に好意を伝え、相手から好意を受け取ること。

Funeral of RUC Police Officer Martin Vance

人生は恐ろしいことに、何の予兆もなしに終わりを迎えてしまう可能性を秘めています。それは、3.11といったような天災によるものであったり、9.11のような人災によるものであったりします。もしかすると、交通事故であったりするかもしれません。

Saying Good-bye to Lenny

人がいなくなってしまうときに、恥ずかしいといった感情はおそらく消えてしまうでしょう。しかし、そういった感情のせいで普段の生活のなかで伝えられなかった、伝わっていたかわからない大切な気持ちは、どうなってしまうのでしょうか。おそらく、最も、というか唯一の後悔することになってしまうのではないでしょうか。

だとしたら、僕は「恥ずかしい」なんていう気持ちは、捨ててしまい、大切な人たちに伝えるべきことはしっかりと口に出して伝えていきたい。

Mar 29, 2012

何かを生み出してくこと

消費だけの生活から、少しでも何かを「生み出せる」ようになりたい。

そんなことを最近よく思います。

バーガーキング

現代社会に生きている限り、僕たちは人間同士の「繋がり」の中から逃れることはできないでしょう。僕たちが生活の中で使う物はすべて誰かが生産したものです。たとえばファーストフード店のハンバーガー、そこにあるスマートフォンやパソコン。個々の素材(部品)を製造する人、それを調理する(組み立てる)人、もしくは実際の商品を運ぶ人、それを販売する人といった、挙げればきりがない「生産」のおかげで、僕たちは初めて「消費」することができているわけですよね。だとしたら、「消費」ばかりしている僕のような人間には、自分は何を「生産」できるのかという問いが生まれてきました。


吉野源三郎氏の『君たちはどう生きるか』。僕がこの本を初めて読んだのは中学生のときだったと思います。当時なかなかの衝撃を受け、その時から今までに何度も読み返してきました。この本、すごく読みやすいのですが、ものすごく大切な問いかけを読者に投げかけてきます。その中のひとつが人生における「消費」と「生産」に関するものです。当時の僕は「おまえは何を生み出しているのか?」の問いに対して、「おそらく何も生み出していない。でも、自分に何ができるのかは見当もつかない。」といったような状態だったと思います。

動機、理由、そこから得れるものを抜きにして考えれば、おそらく微々たるレベルでの「生産」は多くの人にとって可能だと思います。たとえば、アクセサリーを作って販売する、曲を作る、なんらかのサービスを提供する、イベントを企画するなど「生産」の形はたくさんあるでしょう。

では、今の僕は、果たして何かを「生産」できているのでしょうか。
結論からいえば、本当に微々なレベルでの「生産」は行っているのではないかと思います。アルバイトで英語を教えたり、外国人の方に日本語を教えたりしていますが、これも一種の「生産」行為であると思います。または、読者が一人でもいてくれる場合は、ブログだって一種の「生産」行為ではないでしょうか。また、現在僕が行っている英語ディスカッションの集まりも「生産」と呼べるレベルにまでもっていきたいと考えてます。

「生産」に関しては、その行為自体に加えて「動機」や「結果として求めるもの」(金になる、ならない)などの要因が絡んできます。さらに、「消費」をする際には、多くの場合、「通貨」が必要にもなってきますので、「消費」と「生産」的行為とは切っても切り離せないところがあります。これは「働くこと」とも大きく関係している問題です。どうやら学生の僕はこのことをもっと突き詰めて考えていかなくちゃいけないようです。

Mar 10, 2012

『IN TIME』と『Extremely Loud & Incredibly Close』をみました

先日、ふたつの映画を見てきました。

一本目は『TIME』です。


あらすじをかるく。
25歳になると人類の体の成長は止まり、そこからは自分の時間がなくなると死ぬという世界。私たちの世界での「お金」が「時間」になっている世界です。豊かなものは莫大な「時間」を所持し、貧しいものは毎日の労働でわずかな「時間」を稼ぎながら、その日暮らしの生活を送るといった感じです。貧しい生活を送る主人公のウィル。彼はとあることで100年という莫大な時間をある男から授かります。

普段こういう種類の映画はあまりみないのですが、宣伝がすごくよかったのでみてきました。おもしろかったです。ただし、何点か「あれ?」と思った箇所がありました。ウィルの父親は誰(どんな人物)だったのか。そもそもなぜタイムキーパーたちはあそこまでウィルを執拗に追ったのか(おそらくここに何らかの形でウィルの父親が関係してるのでは、と思います)。そういうところをもうちょっと詳しく描いてくれてればもっと楽しめたんじゃないかと思います。

まさに「時は金なり」な世界。でも、本質的には現代社会と何ら変わりない世界なんですよね。お金という実体があるものか、時間という形のないものなのかの違いだけで。少数の裕福な層が存在する一方で、多くの貧困労働者層がいる。
なかなかおもしろかったです。


続いて『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』


これは前々からみたかったこともあり、かなり楽しめました。
まぁ、トム・ハンクスとスティーブン・ダルドリーのタッグということもあり、ハズレにはならないだろうなとは思ってましたが。

9.11のときに父親を亡くした少年の心の葛藤を描いています。ひょんなことから亡き父親が残した謎の鍵が入った封筒をみつけたオスカー少年。その封筒には「Black」という名前だけが記されていました。そして、その鍵に合う鍵穴を見つけるためにニューヨーク中のブラックさんに会いに行くと決めたオスカー。

正直に言うと、前半は少し退屈してしましました。しかし、後半の巻き返しがすごかった。気づけばウルウルしていました。大切な人を亡くした際に、その事実とどう向き合い、それを受け入れるのか。いい映画でした。

Mar 2, 2012

English Jam

最近、個人的にいくつかのプロジェクトを企画、そして実行に移していこうと奮闘しているのですが、今日はそのうちのひとつである"English Jam"が形になってきているので、現時点でまとまっていることを簡単に書いていきたいと思います。

Panton Discussion 1,RP

・週2回(土日)開催。e_jam_hcj@yahoo.co.jpにメールしていただき、参加したい日時を教えてもらえれば、好きな時に参加できます。

・毎回、6人以上参加者が集まった段階で場所を予約します。

・八王子市内での開催。メインとなる会場は、土曜日は北野市民センター。日曜日は中央大学多摩キャンパス

・1回約3時間の二部構成。前半は英会話を中心としたもの。後半はTEDから毎週一本トピック動画を決め、それをテーマとして用いながら英語でのディスカッション、プレゼンを行う。

・基本的に無料で参加できます。

第一週目(3月24日、25日)、第二週目(3/31(土)4/1(日))は無事終えることができました。次回は4/7(土)4/8(日)に中央大学多摩キャンパスで開催します(詳細についてはチラシ記載のアドレスにご連絡ください)。英検準1級や2級、TOEIC700, 800点持ってるけど英語をうまく使えない。留学後の英語力の維持したい。留学に向けて使える英語を身につけたい。そんなかたに参加してもらいたいです。現在参加予定の方はそういった想いを持った大学生、大学院生が中心です。しかし、参加者の方の年齢は問いません。社会人や高校生の方にも参加していただきたいです。また、「英語でのディスカッションとか難しそう…」「英語力に不安がある」そんな方でも、英語を本気で身につけたい方なら大歓迎です。参加していただければ、教材や勉強方法などを紹介していく形でサポートしていきます。

追加事項:

現段階では、週2回(土日)の日中の開催ですが、希望者が何人かいたので、土日のどちらかの夜(19:30~21:30ぐらい)にTEDを用いたディスカッションを行うほうだけの開催も考えています。ただし、これは夜間の参加希望者が6人以上集まったときにだけやっていきます。おそらく月に1回ぐらいになると思います。


(English Jamのために友人の@Ythebassmanに協力してもらい作ったチラシです。)

興味のある方はチラシにあるアドレスにメールしてもらえれば詳しく説明します。

また、このイベントのツイッターのアカウントもありますのでよろしくお願いします。(@e_jam_hcj)

Feb 10, 2012

『あんぽん』

あんぽん

本を読みました。
孫正義氏についてジャーナリスト、ノンフィクション作家の佐野眞一さんが書かれたこちらの書籍。

佐野さんが孫氏本人、また彼の親族の方々にインタビューをおこなう形で書かれてます。この本には孫氏の生涯を扱った多くの本にはあまりみられないところがあります。それは、いわゆる孫氏の高校を中退してまで行ったアメリカ留学を経てのソフトバンク設立といった成功、美談的な歴史に関する記述が少なく、むしろ氏の幼少期、そして彼にかかわってきた人々、特に彼の親族に焦点が当てられています。本書で、佐野さんは孫正義氏も知らなかったような事実まで堀りおこしています。佐野さんの取材力がなければなりたたなかったと思います。とてもディープな一冊でした。

この孫正義氏、また彼の一族(むしろこっちに重点が置かれてる)について詳細にわたり書かれたこの本を読んていくうちに僕は過去に影響を受けた一冊の本を思い出しました。



金城一紀氏の書かれた『GO』という本です。かるくあらすじをかいてみたいと思います。

父親に言われた、「広い世界を見るんだ。」の一言。そして朝鮮学校から日本の高校に進学することを選んだ、いわゆる在日韓国人である杉原という少年。杉原は日本で生まれ、日本で育った。だけど、まわりからは”在日”ってよばれてる。国ってなんだ。国境ってなんだ。そんなことを考えながら自分が誰なのかを考え続ける杉原。そして彼は日本人の女の子に恋をします。

ま、読んでみてください。きっと楽しめると思います。たしか初めてこの本を読んだのは中学1年生のときだったとおもいます。そのときから今に至るまでに何度もこの本を読みかえしてきました。『あんぽん』を読んだ際になぜこの本がうかんできたのか。孫正義氏も在日韓国であり(日本に帰化しています)、杉原とは時代背景がことなるにせよ、おそらく同じような思いをしてきたはずです。そういった思いを本書を通じて感じたからでしょう。

すこし話が脱線しました。『あんぽん』にもどります。
僕がこの書籍を通じて孫正義という男の人生、バックグラウンドを知って思ったのは、孫正義という男の壮大な人生(本当にすごいです)について話す際に彼の成功をどれだけ語ったとしても、在日問題は、良くも悪くも、彼の一部であって切り離すことはできないってことです。どういうことかというと、事実として、いまでもときおり孫氏のTwitterに対して何も考えていない馬鹿が心ないコメントをしていたりする。かと思えば、某雑誌もまったく面白くないコラムで孫氏を中傷していたりする。なぜか。彼がいわゆる在日と呼ばれる人々のひとりだからです。では、そこで孫正義と在日を切り離せばいいのか。そうじゃなくて孫正義という男は日本で生まれ育ったこと、在日差別をうけたことも、まわりの在日同士のいざこざもすべて含めたときに初めて孫正義という男になるんだと思う。
そういうところを果敢に追求していったのが本書です。とてもおもしろい一冊でした。

Feb 6, 2012

大学生がブログを始めるべき理由

friends

Twitterなどをやられてる方には、なんかいまさらな気もしますが、、、
今日は大学生ブロガーのひとりとして
大学生がブログを始めたほうがいい理由を書いてみたいと思います。なぜ、大学生なのか。おれは大学生だがブログなんてもんはやっとらん!ってかたはご覧ください。

ポイントは大きく分けて3つあります。





1.時間がある
...Time...

まずは大学生は社会人と比べて自由に使える時間がたくさんあります。
そして、ブログをやるにはそのために割ける時間が絶対に必要です。ぼくもひとつのエントリーを書くために2~3時間は普通に使います。また、特にブログを書き始めたばかりのころはアイディアをまとめるために異常に時間がかかってしまったりするものです。またまた、個人的なことをいうと、高校生の頃、ブログに書くことをまとめようとして4~5時間考えあぐね、結局何も書かないってことが多々ありました。笑 ましてや自分のブログを多くの人に読んでもらおうと思ったらより多くの時間が必要になってくるはずです。なので、 この点では社会人よりも大学生に圧倒的なアドバンテージがあるわけです。


2.インプット、アウトプットの強化
Books

本やインターネット上からのインプットが大切なのはもちろんですが、
そこで取り入れた知識や情報をしっかりとした形でアウトプットできる能力はどんな職業の人にとっても価値のある力だと思います。ブログはそういったアウトプットの力を鍛えるためのツールとして使えるものだと思います。そういうことをやるのならTwitterのようなSNSでもやろうと思えばやれると思います。しかし、やはりしっかりとした長文の形でアウトプットするのなら140文字の制限があるTwitterよりも文字制限のないブログという形のほうがより適しています。

さらに、個人的によくみているハピラボさんの「ブログを書いてアウトプットする」というエントリーにも以下のようなことがブログでアウトプットする際の優れた点として挙げられていました。

・仲間ができる
・同じことに興味を持つ人の役に立つ
・フィードバックが得られる

これらのポイントはブログというものを通じたアウトプットのスタイルだからこその利点だと思います。ここでいわれている仲間ができるという点ではTwitterも併用するといいです。僕がTwitter上でフォローしている大学生ブロガーの多くの方はTwitterで仲間をみつけ、ブログでディープなフィードバックをもらうというスタイルを確立されてます。身近になったSNSを使うことでブログを見てもらえる機会が増えているのです。つまり以前よりブログを通じたアウトプットがやりやすく(継続しやすく)なっているのではないかと思います。


3.好きなことの追求
056/365: I'll paint our love with wild flowers

時間があって、アウトプットを鍛えられるツールがある。
そこですることは興味のあることの追求だと思います。これも時間のある大学生ならではの特権ですよね。

ここで重要なことは、ブログがインターネットを介したツールだということです。たとえば、あなたは大学生。カラスに興味があり、それに関する自分なりの知識や生態についてブログを書いています。それをカラスを研究している研究所の研究員がみます。そして、あなたはのカラスに関する見識はすばらしい!卒業後、うちで働いてみませんか?ってことに。ものすごく適当な例えですが(笑)、ブログやTwitterを通してならあり得ない話ではないですよね。ここまで極端な発展につながらなくても、(社会人の方が)会ってみたい、とかなら十分起こり得ることだと思います。

<最後に>
おそらくこれを読んだ多くの人は大学生のかたなのかなと思います。
これを期にブログ始めた!なんていう人がいらっしゃったら教えてください:)

最後までお付き合いいただき感謝です。

Marilyn Manson.



The Long Hard Road Out Of Hell. It's a Marilyn Manson's autobiography.Actually, I'm not a big fan of this guy anymore. On the other day, I just ran into this book and bought it. Actually, I really enjoyed it. It was pretty good, much better than the one on Ozzy Osbourne I think.

And Here's my short essay on the book.


Who was the blame for turning children into monsters? All the experts have the answers. Some say music or video games. Some say parents. Some experts even say Marilyn Manson is the sickest group that ever promoted by the mainstream and the one to blame.


Marilyn Manson is a well-known American rock band, and also the name of its singer. They are very famous all over the world. This group often gets picked by some religious groups or even from parents all over the U.S. because of their extreme physical appearance and behavior. The reason why religious groups do not like him is that he once made an album called “Anti-Christ Superstar”, which was unacceptable to most of the religious groups in the U.S. Some people even say that the only thing Marilyn Manson promotes through his music is violence and drug use. When exactly did Brain Warner turn himself into Marilyn Manson? And what is his message?

On January 5, 1969, Brian Warner, also known as Marilyn Manson, was born in Ohio. Just like many of us wanted when we were kids, he also wanted to become a detective, spy or private investigator when he grew up. He was just an ordinary teenage kid. The things that turned him into who he is were people around him and education.

He was the only child in his family. So he used to hang out with his cousin, Chad at their grandfather’s house, sneaking into their grandfather’s cellar. Their grandfather, Jack Warner was an abnormal guy. He had some sexual fetishism such as bestiality and sadomasochism. Eventually, Brian and Chad saw their grandfather doing something they should not witness there. He also spent time with his neighbor, Mark. They were at same age. Something happened here, too. This kid, Mark tried to rape Brain. Brian ran away and told his parents about it. So, they told Mark’s parents what happened, which they didn’t believe. Mark killed Brain’s puppy in revenge for Brain telling his parents about it. Even at this time, he had too much abnormal experiences compared to anyone. These incidents surely influenced him to become what he is now.

Then, he went to Christian school where he says he got brainwashed. The school had seminars in every Friday and they told students the end of the world was coming and they had to prepare for that by praying to God, otherwise, they would go to hell. Basically, what they did was forcing a teenage kid to believe in the God who they thought was a God. As a result, he, as a teenager, suffered from a nightmare for several years. They also taught him how rock music was bad influential and wrong. They punished students who listened to this kind of music, even though he considered music as the only escape from the life he suffered from. After all of these things, he quit the school and started going to public school instead. I believe that at this point, he created the social image, Marilyn Manson.

After graduating from high school, his family moved to Florida. He began to work as a journalist. He was not a dumb kid. So it was natural because he was really into Stephen king and took several writing classes at high school. Working as a writer, he interviewed some musicians, especially from a genre, so-called heavy metal. This experience gave him a thought that he could play music just like them. So, he did.

On April 20, 1999, there was a massacre by two high school kids, killing 13 people including students. The blame was directed at Marilyn Manson. The reason was that the two criminal liked his music and they dressed like him. However, it turns out that they were not a fan of Marilyn Manson and they were just wearing black jackets and pants. He actually had nothing to do with this tragedy. It’s a good example of people seeing Marilyn Manson as a promoter of evil without considering if it’s true or not.

Not just the environment he had to live with when he was a kid, but also the frustration and fear he felt when he was in the Christian school, totally changed himself dramatically. He once said. “Find out what’s really out there. I never said to be like me, I say to be like you and make a difference” and “I’ve always believed that a person is smart. It’s people that are stupid”. These quotes really represent him, I think. If you do not try to figure out what is the society you live in or the people who lead it, you just become one of the people, as Manson said. That’s why we have to struggle to find out who we really are, not like trying to be someone else. It is just that the way he conveys his message sometimes gets people’s attentions since he is different from others.



Jan 28, 2012

Black Swan

                 

Black Swan is a 2010 American psychological thriller film.

I totally loved Black Swan. It's just not something I have fun watching. I'm pretty sure the director, Darren Aronofsky didn't make this movie to make audiences enjoy. Still, it absolutely is beautiful and never ordinary. Totally worth watching.

Black Swan is about a female ballet dancer, Nina. She is kind of a cold and isolated person who has difficulty relating people. The director of her ballet company chooses her as a main dancer who plays the White Swan(innocent and fragile) and the Black Swan(erotic and dangerous) for the season. The director thinks Nina is perfect for the White Swan, yet needs to release herself to play the Black Swan. Then, she tries to find a way to loose up and...

It is about the intensity of perfection. It surely is beautiful and brilliant, while it's also destructive and insane that I find some of the scenes are hard to watch. Honestly, I still don't really know what to say. You may want to watch it and figure it out what's it about by yourself.

Jan 2, 2012

Creativity and technology

Where does creativity come from?

The answer would be us. No matter how tech develops, creativity always comes from ourselves. Of course, technology helps us to share or construct your ideas. Still, though, we are the ones who create something new.

Here's some videos I found on Youtube past several days.



Adorable, isn't it? I think when it comes to creativity, reading helps you much more than your iphone does.



I think it's more understandable now. Technology develops faster than you think it would.

What I'm saying is that creativity is something we have inside. That's why we need to, for example, read a book to stimulate our creativity. Then, technology is something that helps us to do that faster and broader.

This is what I think :)